日本にも進出している大手食品配達サイトUberEatsの顧客数と比較すると、急激に増加している事がわかります。
(Photo by Statista)
パンデミックの影響を受け、ポーランドではテイクアウト業界が盛り上がっています。以前から人気のPyszneやUber Eatsに加え、ポーランドの大手スーパーマーケットBiedronkaは今年8月、スペインの食品配達サービスGlovoと協力し宅配事業の展開を始めました。
Pyszneはポーランド国内の16県すべてで利用でき、ファストフードや寿司・ケバブ・エスニックフードなどバラエティ豊かな1万2000のレストランが登録されています。一方Glovoは、レストランだけでなくグロサリー(食品雑貨)の宅配が強みであり、近年の健康志向や自炊派のニーズに沿っていると考えられます。
三社の共通点である自転車やスクーターでの宅配には、一度にたくさんの商品を運べない・配達スピードが天候に左右されやすいなど課題も多くありますが、今後の成長が期待されています。