2015年12月14日月曜日

「たばこと塩の博物館」にヴィエリチカ岩塩坑の聖キンガ像

聖キンガ像(画像 @Pressより)
「たばこと塩の博物館」をご存知でしょうか?
以前は渋谷にあった博物館ですが、2015年4月に墨田区でリニューアルオープンしました。
リニューアル後はスペースが2倍になり、展示室だけでなく図書閲覧室やワークショップルームなども増え、施設が充実しました。イベント開催などもあるので、楽しくたばこや塩野歴史と文化に関する情報を学ぶことができます。

「たばこと塩の博物館」の2Fは常設展示室「塩の世界」があります。そこで、ポーランド・ヴィエリチカ岩塩坑で坑夫たちに信仰されている「聖キンガ像」を再現した岩塩彫刻の展示(左画像参照)もあります。ヴィエリチカ岩塩坑についての情報はこちらへ。

本所吾妻橋駅から徒歩10分、押上駅からは徒歩12分、とうきょうスカイツリー駅からは徒歩8分。東京の下町を散策するついでに訪れてみてはいかがでしょうか?


たばこと塩の博物館
TABACCO & SALT MUSEUM
〒130-0003 東京都墨田区横川1-16-3
http://www.jti.co.jp/Culture/museum
Tel 03-3622-8801 / Tax 03-3622-8807


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2015年11月20日金曜日

11月はポーランドのイベントが盛りだくさん!

11月のポーランドのイベントを紹介します。

【音楽】第17回ショパン国際ピアノコンクール優勝者リサイタル

日時:11月23日(月・祝) 19:00開演
会場:東京オペラシティコンサートホール
出演:ピアノ チョ・ソンジン
料金:S¥7,000 A¥6,000 プラチナ券¥12,000
プログラム:ノクターン ハ短調 op.48-1
ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 op.35「葬送」
スケルツォ第2番 変ロ短調 op.31
24の前奏曲 op.28

チケット購入はこちら

【舞台】フェスティバル/トーキョー15 タジウシュ・カントル生誕100年記念<ポーランド演劇の現在形>
日時:11月24日(火)~11月29日(日)
会場:東京芸術劇場 アトリエイースト
料金:各回500円(予約優先)

20世紀を代表する演出家・美術家タデウシュ・カントルと、カントルと並び称されるイェジー・グロトフスキを起点に、ベルリンの壁が崩壊した1989年以降の動きに焦点を当て、トーク、ディスカッション、映像上映、ワークショップ、展示など多彩なプログラムを開催。ポーランドから迎えた20~40代の3世代にわたる演出家と共に、現代ポーランド演劇の見取り図を描く6日間です。

11/24(火)19:00 トーク(1)「国際ミーティング<Polska New Theatre>レポート」
11/25(水)19:00 トーク(2)「ポーランドにおける演劇活動の現在」
11/26(木)19:00 「アクロポリス」映像上映+トーク
11/28(土)15:30 「不屈の王子」映像上映+トーク
11/29(日)15:30 ディスカッション「ポーランド演劇の伝統と革新」

詳しくはこちら


その他イベントはPoland! Poland! Poland!のサイトへ

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2015年11月5日木曜日

摺河祐彦 在神戸ポーランド共和国名誉領事館の名誉領事に任命

摺河祐彦 在神戸ポーランド共和国名誉領事館の名誉領事に任命


今日は、在神戸ポーランド共和国名誉領事館の名誉領事として任命された摺河祐彦を祝したレセプションに参加してきました。

名誉領事に任命された摺河氏は兵庫県播磨高等学校の校長、そして、一般社団法人 日本・ポーランド交流協会 ( JPCEA )の代表理事をつとめています。

レセプションでは、Ignaz Lisiecki氏によるショパンのピアノ演奏やツィリル・コザチェフスキ大使によるご挨拶などがありました。

帰り際には、Ceramika Artystyeznaのかわいらしいマグカップがプレゼントされました。





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2015年10月5日月曜日

六本木ヒルズポーランド祭

六本木ヒルズ ポーランド祭 2015

2015年10月2日(金)〜10月4日(日)に六本木ヒルズの大屋根プラザでポーランド祭が開催されました!!入場料は無料。六本木ヒルズでのポーランド祭は今年で5回目です。


ポーランドから輸入された人気の磁器や雑貨、食品などの販売もあり、会場はたくさんの人でにぎわっていました。ステージでは、クラシックやジャズを含む様々なライブやトークショーが行われました。

なかなか東京では触れることのできないポーランド文化に触れ合う絶好のチャンスです!

http://www.roppongihills.com/events/2015/10/oyn_poland/




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2015年9月4日金曜日

アスラポートダイニング、ポーランドに進出

牛角やとり鉄などで知られる外食チェーンのフランチャイズを行っているアスラポート・ダイニングは、ワイエスフードと三久食品と合併でポーランドに新たな子会社を設立することを発表しました。三社は共同で和食材の製造・販売を行うJapan Food Alliance Sp.z.o.oを設立します。第一弾は、ヨーロッパでも人気のある餃子の開発です。

餃子と言えば、ポーランドにも餃子料理があるのをご存知ですか?

ピエロギ(pierogi)と呼ばれる膨らまない皮を使った餃子です。中には、ひき肉、マッシュポテト、チーズ、キノコなど好みの食材をつめます。また、日本でもデザート餃子があるようにポーランドでもフルーツをつめたデザートピエロギが食べられています。

第一弾が餃子と言うことですが、第二弾、第三弾とどのような和食材が開発されるかが今から楽しみですね。

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2015年8月3日月曜日

ビーチで飲み会?泥酔アナグマ保護される

ビーチで飲み会?泥酔アナグマ保護される

ビールを飲み過ぎて意識を失っていたアナグマがポーランドのビーチで保護された。アナグマの周りには空のビール瓶が7本見つかり、茂みの中にも2本落ちていたそうだ。現在アナグマは意識を取り戻し回復に向かっている。どうやら、海を訪れる観光客からビール瓶を盗み、歯でふたを開けて飲んでいたらしい。さすが、食品・飲料の中で最もビールにお金をかけている国のアナグマだ。(ポーランドのお酒事情に関する過去の記事はこちら:http://poland-today.blogspot.jp/2015/02/blog-post_96.html)

日本もビールが美味しい季節になったが、皆さんも飲むときはほどほどに...

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2015年7月16日木曜日

ヴィエリチカ岩塩坑

ヴィエリチカ岩塩坑(ポーランド語:Kopalnia soli Wieliczka


By Barbara Maliszewska (Own work) [CC BY-SA 3.0 pl (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/pl/deed.en)], via Wikimedia Commons


2015年の上半期で60万人の観光客がヴィエリチカ岩塩坑に訪れた。PAPによると昨年ヴィエリチカ岩塩坑に訪れた観光客は約130万人。この観光地に訪れる人の半数以上が海外からの観光客である。イギリス、ドイツ、ロシア、フランス、イタリア、アメリカ、中国などから多くの人が訪れるポーランドで人気の観光スポットだ。

そもそもヴィエリチカ岩塩坑とは何か?
13世紀半ばに稼働していた世界最古の塩の採掘場。コスト面や洪水の危険性などから1996年に商業採掘は中止となったが、現在では観光地して利用されている。3.5kmの見学コースでは祭壇や彫像などを見ることができる。それ以外にも大きな礼拝堂や地下湖などがある。1978年にヴィエリチカ岩塩坑はUNESCOの世界遺産に登録された。


ポーランドに行く機会があったら、是非とも足を運んでほしい観光地の一つだ。

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2015年6月24日水曜日

LOTポーランド航空 強気の5年計画

LOTポーランド航空 強気の5年計画
"LOT, SP-LDI, Embraer ERJ-170STD (16268689588)" by Anna Zvereva from Tallinn, Estonia - LOT, SP-LDI, Embraer ERJ-170STD. Licensed under CC 表示-継承 2.0 via Wikimedia Commons.


LOTポーランド航空は2020年までに乗客数を現在の2倍にすると発表した。

事業再構築計画を年末まで実施しているため、新しい路線の開設はそれ以降になるそうだ。

ちなみに、東京成田—ワルシャワ間の定期便は2016年1月から就航する予定だ。
(詳しい情報は過去の記事へ)

ワルシャワで行われた記者会見でLOTポーランド航空最高経営責任者のセバスチャン・ミコシュ氏は飛行機の数を約2倍増、便数を60%増にしたいと話した。

5年計画の内容としては、2020年までに年間の乗客数を現在の2倍の1000万人を超えること、フライトの目的地を現在の49から75-80に増やすことだ。さらに、ポーランド市場のシェアを30%に増やし、現在の売上35億PLNから90億PLNに増やす。

LOTポーランド航空は、アジアの都市への長距離フライト路線を特に開設したいと考えている。現時点では、アジアへのフライトは北京のみ。

(Source: Radio Poland -LOT sets out ambitious 5-year plan http://www.thenews.pl/1/12/Artykul/211199,LOT-sets-out-ambitious-5year-plan)

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2015年6月22日月曜日

東京ーワルシャワの直行便が就航します!

LOTポーランド航空は、東京成田ーワルシャワ(ショパン空港)間の定期便を2016年1月14日に就航すると発表した。
運航ダイヤは週3便。
成田ーワルシャワ間は月曜日/木曜日/土曜日に運航、成田11時05分発~ワルシャワ14時40分着。(飛行時間10時間)
ワルシャワー成田間は日曜日/水曜日/金曜日に運航、ワルシャワ15時00分発~成田9時20分+1日着。(飛行時間11時間半)
使用される機材はボーイング 787-8型機ドリームライナー。
日本食や日本語コンテンツのほか、日本語を話せる客室乗務員を投入する予定である。
 LOTポーランド航空は、スターアライアンスのメンバーでもあるため、ANAとのコードシェア便も検討しているほか、週3運航から毎日運航を目指すとのこと。
日本ーポーランド直行便としてしてのみならず、LOTポーランド航空は、ワルシャワ・ショパン空港をハブとして、以下地図のような他都市への便利な乗り継ぎを提案している。
地図参照:LOTポーランド航空HP http://www.lot.com/jp/ja/
この直行便就航により、さらに多くの観光客がポーランドを訪れ、ポーランドの魅力が日本人の間で広まることが期待される。
ポーランド航空HP http://www.lot.com/jp/ja/

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2015年5月26日火曜日

ポーランドでヨーロッパバイソンを守る運動始まる

ポーランドでヨーロッパバイソンを守る運動始まる


Source: Wikimedia Commons

生息数が少ないヨーロッパバイソンの保護活動がポーランドで始まった。現在、生息しているヨーロッパバイソンは病気に弱く、個体も5000頭ほどしかいない。これから、数を増やしていかなければ絶滅の恐れがある動物だ。

ヨーロッパバイソンとはポーランドに生息するウシ科の動物。ポーランド語でジュブル(Żubr)と呼ばれている。一度、1919年に野生の個体は絶滅したが、飼育したものを野生へ戻す活動が行われている。

あまり日本では馴染みのない動物かもしれないが、お酒が好きな人なら一度はズブロッカというウォッカを見たり、聞いたりしたことがあるのではないか。ヨーロッパバイソンの絵が商品ラベルに使われていて、ウォッカの中にバイソングラスという香草が入っている。桜のような香りのするお酒だ。

ポーランドを代表する動物の1つであるヨーロッパバイソンの生息数が増えることを願っている。

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ポーランド人と英語能力指数



ポーランド人と英語能力指数

ヨーロッパ圏の人たちの言語習得能力の高さにはいつも驚かされています。日本にいる観光客などを見ていても、英語で問題なくコミュニケーションがとれる人が比較的多いのではないかと感じます。日本人が海外に行っても言いたいことが伝えられないなどと言う話しを聞きますが、この言語習得の差はどこから来るのでしょうか。日本と違って他言語を話す隣国との距離の近さやEU内の移動のしやすさなども関係しているかもしれませんね。

ヨーロッパの中でも、ポーランドは「ハートオブヨーロッパ」と呼ばれ、ヨーロッパの中心に位置しています。そのような地理的な要素が働いているからなのか、日本で出会うポーランド人の多くは言語が堪能です。英語はもちろん、日本語の敬語も使いこなし、ポーランド人同士が日本語で巧みなジョークを言っている姿を何度も見ています。


実際、英語能力指数のデータを見ると、ポーランドは63ヶ国中6位。日本は、23位です。



(出典:EF英語能力指数 http://www.efjapan.co.jp/epi/)

日本でも英語教育が始まる学年が下がってきてはいますが、そのうちヨーロッパの国々にも追いつける日が来ることを願っています。


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2015年4月14日火曜日

ポーランドのビーガン


ビーガンと言う言葉をご存知でしょうか。

ベジタリアンと混同されることが多いですが、ビーガンとは「絶対菜食主義者」や「純水菜食主義者」と呼ばれる人たちのことです。卵や乳製品などの動物由来の食品を一切口にせず、人によっては毛皮やウールなども身につけないそうです。

日本でも時々、耳にするビーガンですが、ポーランドでは411日から17日まで、首都ワルシャワをはじめとする全23都市でビーガンウィークが開催されます。Empatia Association主催のこのイベントは今回7回目です。料理大会やトークショー、ワークショップ、市場などが開催予定です。同協会によると、ポーランドの7%がビーガンと言われています。

精進料理



さて、ビーガンと聞いて、最初に思い起こすのは日本の精進料理です。精進料理の基本は調味料を余り用いず食材の味を生かし、食材を使い切り無駄を出さないことにあります。食物繊維やビタミン、ミネラルなどが多く、栄養バランスに長けた食事と言えます。

道元禅師の著した『典座教訓』によれば、料理において「喜心、老心、大心」の三つの心が大事と記されています。喜心とは喜んで料理をすること。老心とは細やかな心配りで料理をすること。大心とは冷静にバランスを考えて料理をすることです。

五味、五色、五法という言葉もよく耳にするところです。
五味とは「甘い、辛い、酸っぱい、苦い、塩辛い味」のこと。
五色とは「赤、白、緑、黄、黒」のこと。
五法とは「生、煮る、焼く、揚げる、蒸す」ことです。

これらを均等に織り交ぜながら、精進料理では献立を決め調理していく分けですが、筆者にとっての精進料理とは「偏らず宇宙空間のバランスを取り込んだ壮大な料理」というイメージです。

現在、お寺の宿坊などで体験できる精進料理は見栄えの良さと美味しさに驚いてしまいます。質素な一汁一菜の料理では決してないわけです。お寺の中の庭園を眺めながら、静かにいただく精進料理、是非、ポーランドの人たちにも味わっていただきたいです。

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