ウクライナに対するポーランドのビジネス面での支援
―ウクライナの復興に向けポーランドの経済・ビジネス関係者らが会合―
8月31日、ロシアによる侵攻の終息後におけるウクライナの復興について、ポーランドの経済・ビジネス関係者らが会合を行った。ポーランド投資貿易庁主催の今回の会合では、ウクライナの復興に際してポーランドの企業や投資家らが直面し得る課題とその解決策、政府による支援制度などについて話し合われた。ポーランドの経済・ビジネス関係者らが連携を強め、ウクライナの復興に向けて具体的に動き始めたと言える。
写真:ポーランド投資貿易庁より(https://www.paih.gov.pl/_img/_pictures/46139.jpg)
ロシアによる侵攻はウクライナに大きな打撃を与えている。復興にかかるコストは7500億ドル、インフラだけでも1100億ドルにまで上ると予想されている。こうした現状を受け、ポーランドの開発・技術庁及びポーランド投資貿易庁はウクライナの貿易活動の再開や復興に協力するプログラムを立ち上げ、参加を募った。そして、これまでで1200を超えるポーランド企業が参加を表明している。今回の会合には、こういった企業の中でも建設業界や製造業界の関係者が多く参加した。また、主催したポーランド投資貿易庁に加え、ウクライナ大使やポーランドの開発・技術庁のブダ氏らも出席している。多くの投資家や企業、そして政府機関を要するこのネットワークは、今後のウクライナの迅速な復興に大きく寄与していくことが期待される。
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