2015年5月26日火曜日

ポーランドでヨーロッパバイソンを守る運動始まる

ポーランドでヨーロッパバイソンを守る運動始まる


Source: Wikimedia Commons

生息数が少ないヨーロッパバイソンの保護活動がポーランドで始まった。現在、生息しているヨーロッパバイソンは病気に弱く、個体も5000頭ほどしかいない。これから、数を増やしていかなければ絶滅の恐れがある動物だ。

ヨーロッパバイソンとはポーランドに生息するウシ科の動物。ポーランド語でジュブル(Żubr)と呼ばれている。一度、1919年に野生の個体は絶滅したが、飼育したものを野生へ戻す活動が行われている。

あまり日本では馴染みのない動物かもしれないが、お酒が好きな人なら一度はズブロッカというウォッカを見たり、聞いたりしたことがあるのではないか。ヨーロッパバイソンの絵が商品ラベルに使われていて、ウォッカの中にバイソングラスという香草が入っている。桜のような香りのするお酒だ。

ポーランドを代表する動物の1つであるヨーロッパバイソンの生息数が増えることを願っている。

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