<ポーランドとの貿易・輸出入、ポーランドへの投資、ポーランド進出を考える日本の企業様へ>
ポーランド料理と言われて、思い浮かぶものは何でしょう。
北部の一部以外、海に面している国土がないポーランドでは、魚よりも肉料理が日常的に
食べられています。
観光ガイドブックなどを開いてみても、中々魚料理を見つけることは難しいポーランドですが、中世から、一年の中に宗教的な理由で魚が多く食べられる時期がありました。
カトリック信者は金曜日は肉を食べません。現在でも国民の実に92%がカトリック信者とも言われているポーランドでは、宗教上肉を食べることができない時期には魚が多く食べられており、古くから様々なレシピも発達してきました。
前述したように、海に面した土地が少ないポーランドでは、鱒や鯉やナマズなどの淡水魚が主流です。また、国内を輸送するにあたって鮮度を保つことが難しかったため、燻製か干し魚が多く、海水魚や生魚を食べる機会はあまりありませんでした。
そのため、缶詰の魚が食卓に並ぶ文化も根付いています。
生魚を食べるようになったのは、1900年代に入ってからのこと。日本の寿司という食文化がポーランドに影響を与えています。生の魚を食べることはポーランド人には衝撃だったと言います。
しかし、今でもポーランドで生の魚を食べる機会は限られており、生・冷凍の状態で気軽にスーパーで魚を買えるのは週に2-3回のことも多く、特に牡蠣は生で食すため、争奪戦になるとのお話でした。
ここ数年でワルシャワを中心に魚食を提供するレストランも急増し、提供されるメニューに幅も広がっています。
今回は魚をテーマに、ポーランド食と日本食のコラボレーションメニューを発案。
LAND Seafoodで提供するメニューは以下の3種類となっています。(材料の仕入れ状況により変化する可能性あり)ここ数年でワルシャワを中心に魚食を提供するレストランも急増し、提供されるメニューに幅も広がっています。
さて、サッカーワールドカップの開催に伴い、ポーランド文化センターではメディア・キャンペーン「紅白で、一緒に」を行っています。その一環として、渋谷駅・新南口エリアにある施設「100BANCH」1Fのレストラン「LAND Seafood(運営:カフェ・カンパニー株式会社)」にて、ポーランド料理にちなんだオリジナルメニューを6月18日〜6月29日(金)の期間中、ディナータイムで提供しています。
メニュー開発に携わっているのは、レストラン「Water & Wine」主宰の料理人マレク・フリシンスキ氏、スーシェフのカミル・ラチンスキ氏、そして食に関する出版社FullMeal (EAT Poland project)。
ポーランドにあるWater&Wineでは、農産物、海産物、お酒、ベリーなどほぼすべての食材を自分たちで賄っており、シェフもトップレベルなことで有名なレストランです。
ポーランドにあるWater&Wineでは、農産物、海産物、お酒、ベリーなどほぼすべての食材を自分たちで賄っており、シェフもトップレベルなことで有名なレストランです。
今回は魚をテーマに、ポーランド食と日本食のコラボレーションメニューを発案。
◇そばの実のリゾット たこのグリルときのこを添えて
◇りんごのケーキ(シャルロトカ) バイソングラスを添えて
メニューとしては提供されないが、試食会では以下のお料理も。
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