2016年6月9日〜11日にポーランドで「Global Summit of Women」が開催されました
Global Sumit of Womenとは、1990年にカナダ・モントリオールでスタートしたGlobal Summit of Women(以下、GSW)は、毎年、世界の主要都市を会場に開催され、別名「女性のダボス会議」として知られている国際会議です。他の女性の国際会議との違いは、真の意味でグローバルな国際会議であり、テーマを「女性と経済」にフォーカスしているところにあります。
GSW第26回ポーランド大会がポーランドのヒルトンワルシャワにて開催されました。先進国から新興国まで世界74ヶ国から女性のビジネスリーダーや閣僚などが1000名が参加しました。日本からは過去最高の61名が参加しました。各国の女性大統領や首相を交えたオープニングセレモニーから始まり、ワルシャワ古城での政府主催晩餐会やクラクフ美術館ツアー、世界遺産ビニエチカ塩鉱山ツアーなど会場外のイベントもありました。
ポーランドでは女性が幅広い分野で活躍しています。ノーベル賞を受賞した女性が2人いるのはご存知でしょうか?
一人目は物理学と化学で2度にわたりノーベル賞を受賞したマリア・スクウォドフスカ・キュリー。放射化学研究の先駆者で元素ポロニウムとラジウムを発見しました。
二人目は1996年ノーベル文学賞を受賞したヴィスワヴァ・シンボルスカ。ポーランド学術アカデミーの創立者でもあります。
ノーベル賞だけでなく、女性の政界への進出も多く見られます。現在、下院議員460名のうち125名(27%)が女性、上院議員100名のうち13名が女性(13%)、閣僚27名のうち6名が女性(22.2%)です。また、女性の首相や市長が活躍しています。
来年、GSWは東京で開催されます。
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