2014年11月28日に、ウッチ市役所・ウッチ経済特区は、 日系企業向けに、ビジネス・プロセス・アウトソーシング、 シェアード・サービス・センター、 研究開発に関わるセミナーを開催した。
ポーランド国内に駐在する日系企業の日本人幹部のみならず、 欧州各地からも日系企業幹部が多く参加した。
前半の主なテーマは、 欧州に拠点を持つ日系企業の業務集約シェアード・サービス・ センターの設立についてで、すでにウッチに財務シェアード・ サービス・センターを持つ日系企業2社から、 その経験を聞くことができた。
ポーランドでは、欧米企業のシェアード・サービス・ センター設立が相次ぎ、 現在400以上のセンターが運営されている。 ウッチだけで60社を超える。
日系企業でも、欧州・ロシア・ 中東に拠点を持つグループ企業向けのシェアード・サービス・ センターをポーランドに開設する動きが始まっており、 その主な業務内容は財務関係である。
そして、後半のテーマは、研究開発。地元の大学の施設・ 人材を使っての企業との共同研究開発の例が紹介されたほか、 実際にドイツの製造企業からウッチで行っている製品開発の内容が 紹介された。
また、 セミナー最後にはウッチに進出している日系企業の視察もあり、 充実したセミナーとなった。
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