2018年7月6日金曜日

オリンパス、ヴロツワフにビジネスサービスセンター新設

<ポーランドとの貿易・輸出入、ポーランドへの投資、ポーランド進出を考える日本の企業様へ>

日本の光学機器・電子機器メーカーであるオリンパス株式会社は、ポーランド西部の都市、ブロツワフ(Wroclaw)に新たにビジネスサービスセンターを開設します。

オリンパスは、すでにワルシャワとビドゴシュチュにオフィスを有しており、新設されるビジネスセンターは、ヨーロッパ、中東、アフリカでの事業向けとして今後2年間で300人の雇用が見込まれています。


Photo by STUDIOSTUDIO

ブロツワフでは、45,000人を超える人がビジネスサービス分野で
働いており、過去2年間で10,000を超える新たな仕事が生み出されています。
地理的にヨーロッパの中心に位置しており、交通の便も発達していることから、電子機器や自動車産業などの製造業が盛んな土地として位置付けられています。

近年、急速に経済発展を遂げているポーランドでは、その教育レベルの高さ、労働者の勤勉さから海外の企業の進出先として注目の的となっています。
2010年には10%に迫っていた失業率も2017年には4%台まで下がっており、良い人材の確保には努力を要するようになっているのが実情です。

けれども、ポーランド人の日本製品への信頼はあつく、大学の日本語学科は全学部中トップを競う難関とされていることからも分かるように、日本企業への就職を望む若者は少なくありません。

5年間の大学教育を受け、語学能力も高いポーランド人は、約280社ある日本の進出企業からも共に働きやすいとの評判を受けています。
筆者Yは、実際に現地の日本企業で働きヨーロッパと日本を行き来している非常に優秀なポーランド人にも何人も出会ってきました。

オリンパス以外にも日本の製造業界の新工場建設も相次いでおり、今後どのように発展していくのか注目です。






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