2023年9月5日火曜日

ユダヤ人の街カジミエシュ

  <ポーランドとの貿易・輸出入、ポーランドへの投資、ポーランド進出を考える日本の企業様へ>

  クラクフ市内にあるカジミエシュは元々、戦争時にクラクフのユダヤ地区とされていた。それの影響もあり、今はユダヤ人の影響を大きく受けている町である。1988年から世界最大のユダヤ人フェスティバルであるクラクフユダヤ文化祭が毎年開催されている。クラクフに訪れる際はこの長く深い歴史を持つカジミエシュに行って欲しい。


  14世紀にできたカジミエシュは当時のポーランド王カジミェシュ3世から名付けられている。13世紀の頃は、ボレスワフ・ポボジュヌイ公爵によりユダヤ人に対し宗教信仰、貿易、そして行動の自由が保障されて以来、ユダヤ人がこの町に多く関わるようになった。1930年には120個もののシナゴーグが町中に建っており、ユダヤ人は多くいたが、第二次世界大戦に入って以来はユダヤ人の人口は減ってしまった。しかし、1988年から開催されているクラクフユダヤ文化祭によって人口を取り戻し、ユダヤ人の影響は大きくなってきた。そういった過去をもつカジミエシュを観光する魅力を紹介していきたい。


アート

カジミエシュには多数のアートギャラリーが集まっている。そこには、この文化の風潮を表すような作品がたくさん並んでおり、芸術愛好家にとって充分に楽しめるだろう。ギャラリーによっては現代物や古い作品が飾られており、選ぶギャラリーにより味わえる気分は違う。


ユダヤ教


  カジミエシュにはユダヤ人居住者が多いところから、ここには多くのシナゴーグやユダヤ教に関する建物が建っている。特に有名なのが、ポーランドで一番古くから立つシナゴーグである旧シナゴーグである。これは15世紀に建てられ、のちに16世紀中に再建された。第二次世界大戦中破壊され、その後再建されている。長い歴史を持つこのシナゴーグに一度は寄るべきところだろう。




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