2018年9月27日木曜日

ポーランド投資セミナーを開催しました

<ポーランドとの貿易・輸出入、ポーランドへの投資、ポーランド進出を考える日本の企業様へ>

ポーランド投資セミナー「ポーランドにおけるM&Aと投資機会 2018-2020」を開催いたしました



2018年9月20日、ポーランドから講師の方々をお招きし、ポーランド投資セミナーを開催いたしました。開会に先立ち、駐日ポーランド共和国大使館 政務・経済部長 参事官ピォトル・ショスタック氏の代理で政務・経済部二等書記官のマウゴジャータ・シュミット氏からご挨拶を頂戴し、続いて在日ポーランド商工会議所会頭ピーター・ロバート・スシツキがご挨拶申し上げました。4名の講師によるプレゼンテーションに続いて、ネットワーキング&個別相談も行いました。約100名の参加者にご参加いただき、ポーランド投資への関心の高さが伺えました。
当日のプログラムは以下の通りです。

  • 日時:2018年9月20日(木曜日)13:30〜17:00(13:00より受付開始)
  • 会場:大手町サンスカイルーム 27階 Dルーム Tel 03-3270-3266
    千代田区大手町2丁目6番1号 http://www.sunskyroom.jp/otemachi/traffic.htm
  • 主催:在日ポーランド商工会議所(PCCIJ)
  • 後援:日本貿易振興機構(JETRO)、東京商工会議所、駐日ポーランド共和国大使館、
    ポーランド投資貿易庁 東京オフィス (PAIH)

<第一部 プログラム>
▪ 13:30 ご挨拶
マウゴジャータ・シュミット 駐日ポーランド共和国大使館 政務・経済部 二等書記官
ピーター・ロバート・スシツキ在日ポーランド商工会議所 会頭
▪ 13:45〜 プレゼンテーション
(1) 「21世紀の産業と生産投資:ポーランドのM&A機会の構築 2018-2020」
C. David DeBenedetti DeBenedetti Majewski Szcześniakパートナー
(2) 「日EU EPAを見据えたポーランドでの日本企業のビジネスチャンス」
牧野直史 日本貿易振興機構 企画部 海外地域戦略主幹(欧州)
(3)「欧州復興開発銀行の紹介とポーランドにおける最近の活動状況について」
眞田均 欧州復興開発銀行 駐日代表事務所長
(4)「テクノロジーと伝統:ポーランドの今を理解いただくために」
Łukasz Kowalski MSL Group 事務次長、製造・産業・防衛EMEA地域実践リーダー
▪ 15:45〜 第一部 閉会のご挨拶
利根川 正則 (株)グローバルメディア代表、在日ポーランド商工会議所副会頭
<コーヒーブレーク>
<第二部 プログラム>
▪ 16:00-17:00 ネットワーキング & 個別でのご相談
Mr. Piotr R. SuszyckiMs. Małgorzata SZMIDT
Mr. C. David DeBenedettiMr. Hitoshi Sanada

三井ハイテック、ポーランドに欧州拠点開設

<ポーランドとの貿易・輸出入、ポーランドへの投資、ポーランド進出を考える日本の企業様へ>


三井ハイテックは、ポーランドに車用のモーターコア製造の工場を新設すると発表しました。

フランスやイギリスを始めとする欧州政府が2040年を目処にディーゼル車の販売を中止すると発表したことなどを受け、今後自動車の電動化の一層の加速が予想されるヨーロッパ市場へ供給を予定しています。

ポーランドに製造子会社の設立を予定しており、新会社の名前は「ミツイハイテック(ヨーロッパ)」で、資本金は500万ゾロチです。
製造販売拠点はポーランド南部のオポーレ県に開設予定で、投資費用が抑えられ、豊富な労働力を獲得できる事がポーランドへの進出の決め手となりました。

同社のヨーロッパでの子会社設立及び事務所開設はこれが初となります。



三井ハイテック
三井ハイテックはハイブリッド車や電気自動車(EV)用のモーターコアで世界のシェアの70%を誇っており、今年7月にはカナダに向上を建設しました。カナダ工場は主に北米向けのハブとなっており、ポーランド拠点では主に欧州に向けた進出のハブとして機能する予定です。
(三井ハイテック 公式HPより
https://www.mitsui-high-tec.com/ja/products/mk/index.php)
ポーランド政府は近年外国企業の誘致のための税制度優遇措置や経済特区などの政策を取っており、こういった政府からの誘致もポーランドへの進出の決め手となったと三井ハイテック代表取締役 三井氏は話しています。

2018年8月31日金曜日

ポーランド投資セミナーを開催します

<ポーランドとの貿易・輸出入、ポーランドへの投資、ポーランド進出を考える日本の企業様へ>


在日ポーランド商工会議所は2018年9月20日にポーランドより講師を招き
ポーランド投資セミナー「ポーランドにおけるM&Aと投資機会 2018-2020」
を開催します。

<開催概要>
日時:2018年9月20日(木) 13:30-17:00 (13時開場)
場所:大手町サンスカイルーム 27階 Dルーム
主催:在日ポーランド商工会議所
後援:駐日ポーランド共和国大使館、ジェトロ、東京商工会議所
使用言語:日本語&英語(同時通訳あり)

<プログラム>
  • 13:30 ご挨拶 
    • ビォトル・ショスタック 駐日ポーランド共和国大使館 政務・経済部長 参事官
    • ピーター・ロバート・スシツキ在日ポーランド商工会議所会頭
  • 13:45 プレゼンテーション 
    • 「21世紀の産業と生産投資:ポーランドのM&A機会の構築 2018-2020」
      スピーカー:C. David DeBenedetti氏, パートナー (DeBenedetti Majewski Szcześniak)
    • 「欧州復興開発銀行の紹介とポーランドにおける最近の活動状況について」
      スピーカー:眞田均  欧州復興開発銀行 駐日代表事務所長
    • 「テクノロジーと伝統:ポーランドの今を理解いただくために」
      スピーカー:Łukasz Kowalski, MSL Group事務次長、製造・産業・防衛EMEA地域実践リーダー
    • 「日本企業のポーランドにおけるビジネス機会」
      スピーカー:利根川 正則、株式会社グローバルメディア社長兼在日ポーランド商工会議所 副会頭
  • コーヒーブレーク
  • 16:00 ネットワーキング&個別商談会 
  • 17:00 終了

お申込みは下記のフォームより受け付けております。
https://ws.formzu.net/fgen/S4698563/

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

<お問合せ・申込先>
在日ポーランド商工会議所事務局
Polish Chamber of Commerce and Industry in Japan
〒103-0024 東京都中央区日本橋小舟町7-2-2F
TEL: 03-3665-1991  | FAX: 03-6800-5448
www.pccij.or.jp | secretariat@pccij.or.jp

2018年8月28日火曜日

ポーランドのGDP、第二四半期も5%の増加

<ポーランドとの貿易・輸出入、ポーランドへの投資、ポーランド進出を考える日本の企業様へ>
ポーランドの2018年第二四半期GDP成長率は前年同期比で5%の拡大となり、第一四半期の5.2%に迫る勢いとなりました。
ポーランド中央統計局(GUS)によると、7月の小売売上高は前年同月比7.1%増加し、分野別に見ると、自動車・二輪車・部品部門の伸びが16.7%と大きく増加しています。ついで繊維・衣料品・履物が16.3%の増加になりました。
ポーランド経済
ポーランドはリーマン・ショック後の東ヨーロッパの経済の中心地として堅調に成長を続けています。
中国の一帯一路構想のヨーロッパ側の窓口でもあるため、これからも重要度の増していく地域であることが予想されています。


ワルシャワのオフィス街

また、ポーランドでは自動車、白物家電や航空機などの製造業の集積が進んでおり、日系も含め、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)やシェアード・サービスセンター(SSC)の投資案件数が拡大しています。

ポーランドでは、失業率が近年低下しており、優秀な人材の確保が難しくなってきているとの声も聞かれますが、まだまだ局地的な問題であり、地方、特に東部では労働力に比較的余裕のある状況です。東部ではインフラの整備が課題となっていましたが、EUからの補助金などにより交通インフラの整備計画が進行中であり、今後の投資先としてのポテンシャルに注目です。



2018年8月3日金曜日

日本ポーランド学生会議2018 最終発表会申し込み 受付中


<ポーランドとの貿易・輸出入、ポーランドへの投資、ポーランド進出を考える日本の企業様へ>


2018年8月13日~18日に開催される日本ポーランド学生会議2018の最終発表会への申し込みが始まっています。
日時:2018年8月17日 14時~17時(13時30分開場)*17時から参加者との交流会あり
場所:衆議院第一議員会館 国際会議場
内容:基調講演、日本ポーランド学生会議2018参加者によるプレゼンテーション
ゲスト:
ポーランド広報文化センター 所長 マリア・ジュラフスカ氏 ご挨拶
株式会社ジャパン・アーツ 代表取締役 二瓶 純一氏 基調講演
参加費:無料
申し込み:会場のセキュリティの関係でお申し込み必須となります。
     下記のメールまでお名前・ご所属を明記のうえご参加希望の旨をご連
     絡ください。

      Email: japanpoland.jpsc@gmail.com
お問い合わせ:Email: japanpoland.jpsc@gmail.com
             070-4443-4133 (担当:吉田)


日本ポーランド学生会議は、日本とポーランドの懸け橋になりたいと願う学生によって2017年に設立されました。初開催の本年度は、ポーランドから10名の学生が来日し、合計21名の学生が5日間共に過ごして日本とポーランドの今後について考えます。
日本ポーランド学生会議は日本とポーランドの距離を縮めること、将来の両国の懸け橋となる学生を育成すること、を目的に活動しています。

8月15日に群馬県高崎市で開催される交流会への参加申し込みも受け付けています。



2018年7月31日火曜日

アルテグループがポーランドからのインターンシップ生を受け入れ

<ポーランドとの貿易・輸出入、ポーランドへの投資、ポーランド進出を考える日本の企業様へ>


日本で美容室のチェーンを展開している株式会社アルテサロンホールディングスは、ポーランドからの大学生インターンを2018718()から8月30日まで受け入れています。

アルテグループは2005年よりポーランドのチェーンサロン「Trendy Hair Fashion」との民間交流を継続しており、2014年より日本語を学ぶポーランド人学生のインターンシップ生受け入れもしています。大使館も公認しているプログラムとなっています。

現在まで計13名のポーランド人学生が本インターンシップを利用して訪日しており、内1人は1年間の期間限定で社員として株式会社アッシュに就職し、日本人社員と共に就労も経験しました。

ポーランドから定期的にインターンシップ学生を受け入れている日本企業は稀であり、参加者にとって非常に貴重な経験となったことが伺えます。

グループ店舗275店を展開するアルテグループ
(Photo by 株式会社アルテサロンホールディングス HP)


ポーランドの日本語学習者
ポーランドでは、日本語を学ぶ人が近年増えており日本語教育機関の数は、2003年から2015年までで2倍以上に増加しました。また学習者の数も2003年の1309人から2015年には4416人まで増えています。

大学での日本語学専攻の人気も非常に高く、中には倍率が20倍以上となる大学もあり、学内上位を争う難関学部となっています。

筆者Yが在学していたポーランド南部の大学の日本語学科も非常に優秀な生徒が多く、上級生には問題なく日本語で会話ができる人が多くいました。
卒業論文として和歌の研究をする生徒などもおり、かなり高度な日本語を使いこなしている様子が伺えました。






2018年7月22日日曜日

ポーランド、新たな税金控除制度を開始

<ポーランドとの貿易・輸出入、ポーランドへの投資、ポーランド進出を考える日本の企業様へ>

ポーランド政府は、これまで特別経済特区のみでしか適応されてこなかった税金控除制度を国内全土で適用するように法律を改正したと発表しました。

ポーランドの経済特区は国内全土の1%にも満たず、法改正も20年前に制度が確立されてから行われてきませんでした。

今回施行される新たな法律では、中小企業が今後10~15年にわたってポーランド全土で税金控除を受けることが可能になります。

今回の法改正は、地元の投資家たちにとって、自宅の近くでビジネスを行うことを可能にし、海外からの投資家にポーランド国内のどこででも進出することを可能にします。
この制度によって今後10年以内に200,000の新しい職が生み出されると期待されています。


今回、対象に選ばれた人口85,000人の都市、Jelenia Gora
Photo by Radio Poland


ポーランドの地方都市
ポーランドは、中小規模の地方都市をビジネスの中心とするためのプログラムを政府主導で始めています。
ポーランドの投資開発省は近く、選定された35の地方都市に対し、労働力、商業施設、労働力のコストについて調査を行うことになっています。
ポーランドの地方都市は、大都市への人口の流入やビジネスの集中で社会的また経済的な存在感を失っていると言われており、今回のプログラムはそういった都市を救済する狙いがあるのではと考えられています。

筆者Yが訪れたポーランドの地方都市も、いわゆる典型的な田舎町といった様子のところが多く、子供たちは高校や大学のために大都市に移り、そのまま就職するケースが多いように感じました。
今回のプログラムが成功すれば、日本のUターン就職のように、ポーランドでも大学卒業後地元に戻って就職する道が増えてくるかもしれません。


ポーランドとスロバキア国際道路連携で合意

<ポーランドとの貿易・輸出入、ポーランドへの投資、ポーランド進出を考える日本の企業様へ>

ポーランドとスロバキは7月15日(月)、ポーランドのS19高速道路とスロバキアに新たに建設予定のR4道路を、Via Carpathiaと呼ばれるヨーロッパ横断道路の一部として結ぶことで合意しました。

ポーランドのインフラ大臣Andrzej Adamczykとスロバキアの交通大臣Árpád Érsekは両国国境で執り行われたセレモニー中に合意書にサインをし、Adamczykポーランドインフラ大臣は交通インフラの近代化のためにポーランドとスロバキアは綿密に協力してきたと言及しました。

また、同日には両国間の間でポーランドのChyzneとスロバキアのTrstenaを結ぶ新たな橋の建設も合意されました。2021年に建設終了が予定されています。


(ポーランドのAndrzej Adamczykインフラ大臣(右)とスロバキアのÁrpád Érsek交通大臣(左))
Photo by PAP/Darek Delmanowicz

Via Carpathiaとは
The Via Carpathiaとはリトアニアのクライペダとカウナスからポーランドのビャウィストク、ルブリン、ジェシュフを通り、スロバキアのコシツェとハンガリーのデブレツェン、
さらにはルーマニア、ブルガリア、そしてギリシャまでをつなぐ国際道路です。

この国際道路建設プロジェクトは、2006年にポーランド主導で始まりました。リトアニア、ポーランド、スロバキア、ハンガリー間で始まったこのプロジェクトには、2010年に新たにルーマニア、ブルガリア、そしてギリシャも加わっています。

ポーランド国内では約700kmをカバーし、S8とS19の高速道路に沿って通っており、全区間が完成するのは2025年となる見込みです。



2018年7月20日金曜日

ポーランド、高速道路建設にEUから1億4600万ユーロを受領

<ポーランドとの貿易・輸出入、ポーランドへの投資、ポーランド進出を考える日本の企業様へ>

ポーランド政府は、ワルシャワとポーランド東部の都市、ルブリンをつなぐ高速道路建設に、EUから約1億46oo万ユーロの資金を受け取ると発表。

EUの結束資金から支出される今回の資金は、S17と呼ばれている高速道路の新たなパートを建設するために使われます。

2019年の秋に完成予定のこちらの道路は、ウクライナとポーランドを結ぶ国際道路の一部でもあります。


photo by  pixabay.com


ポーランド交通事情
数年前まで西欧諸国に比べ整備が遅れていることが多かったポーランドの交通事情。
筆者Yも西側のドイツから車で移動し、ポーランド側に入った途端道が悪くなる、という話をポーランドでよく耳にしました。

しかしながら、近年、急速に高速道路や新しい幹線道路の整備が進み、陸路での移動が急速に速くスムーズになってきています。少し郊外に出ると、建設中の新たな道路や真新しい道路を見かけることが多く、道路インフラが急速に整備されつつあることを体感できます。

国を挙げて2014年から2020年終了予定で行なわれている国立道路プログラムには予算が320億円ついており、この期間に集中して公道を整備する予定が組まれています。

この整備が完了すれば、ヨーロッパの中央に位置するポーランドの地理的利便性がますます増大すると期待されています。

2018年7月13日金曜日

ポーランドで自動車分野のB2Bイベントを開催

<ポーランドとの貿易・輸出入、ポーランドへの投資、ポーランド進出を考える日本の企業様へ>

ポーランド南部のソスノビエツ市で2018年11月27日~28日の2日間、自動車分野のB2Bイベントが開催されます。EFVや自動運転など、最近の新しいトレンドを背景に、メーカー間の国際的な連携を促進するのが目的です。

今回の開催は昨年に引き続き第2回目であり、自動車関連企業約300社が参加する予定となっています。在ポーランドのドイツ商工会議所、英国商工会議所、フランス商工会議所、オランダ商工会議所、ジェトロなどが後援しており、イベントへの参加は有料ですが、ジェトロを通じて申込めば、割引が受けられます。

イベントでは、1日目に行われるシンポジウムを始め、2日目には完成車のメーカーと、1次下請企業、2次下請企業との間のB2Bミーティングが実施されます。

自動車関連企業のポーランド進出は多く、日本からもトヨタ、ブリジストン、SUZUKIなどが進出しており、豊電子工業やサンデン・オートモーティブクライメイトシステムなど新たに工場を新設している企業も見受けられます。


photo by JETRO


イベントには、ドイツ、イタリア、インド、韓国など様々な国から関連企業が集う予定となっており、昨年の第1回よりも規模の大きなものとなりそうです。

ポーランドの自動車業界
ポーランドの近年の自動車登録台数は毎年伸びており、2018年6月の新車の販売台数は、前年同月に比べてトータルで11%の増加となりました。また、大型車やトラックの登録台数も増えており、3.5トン以上の大型車の2018年6月の登録台数は前年比8.8%の増加、またトラックの登録も8.7%の増加となりました。
また、2018年上半期の3.5トン以上の大型車の新規登録台数は、16,502台となり、この数字は前年の同時期に比べ14.5%の増加となりました。
(The Polish Automotive Industry Association:PZPM 報告による)

ポーランドの自動車業界は、国内で続く好景気が少なくとも今後6か月は続くであろうと予測しており、これに伴って自動車やトラックの売り上げも伸びていくことを予想しています。

国内外様々な企業がポーランドへ新たな工場を建設しており、筆者Yも国内のいたるところで高速道路の建設を含め、新たな道路整備工事が行われているのを目にしてきました。
ポーランド人の所有する車もほとんどがマニュアル車でしたが、オートマ車に買い換える人が周りに多くなってきたと感じます。
昨年のGDP成長率は3.5%とEU内で最高であったポーランド。
今後しばらくは、自動車業界の好景気は続きそうです。

2018年7月6日金曜日

オリンパス、ヴロツワフにビジネスサービスセンター新設

<ポーランドとの貿易・輸出入、ポーランドへの投資、ポーランド進出を考える日本の企業様へ>

日本の光学機器・電子機器メーカーであるオリンパス株式会社は、ポーランド西部の都市、ブロツワフ(Wroclaw)に新たにビジネスサービスセンターを開設します。

オリンパスは、すでにワルシャワとビドゴシュチュにオフィスを有しており、新設されるビジネスセンターは、ヨーロッパ、中東、アフリカでの事業向けとして今後2年間で300人の雇用が見込まれています。


Photo by STUDIOSTUDIO

ブロツワフでは、45,000人を超える人がビジネスサービス分野で
働いており、過去2年間で10,000を超える新たな仕事が生み出されています。
地理的にヨーロッパの中心に位置しており、交通の便も発達していることから、電子機器や自動車産業などの製造業が盛んな土地として位置付けられています。

近年、急速に経済発展を遂げているポーランドでは、その教育レベルの高さ、労働者の勤勉さから海外の企業の進出先として注目の的となっています。
2010年には10%に迫っていた失業率も2017年には4%台まで下がっており、良い人材の確保には努力を要するようになっているのが実情です。

けれども、ポーランド人の日本製品への信頼はあつく、大学の日本語学科は全学部中トップを競う難関とされていることからも分かるように、日本企業への就職を望む若者は少なくありません。

5年間の大学教育を受け、語学能力も高いポーランド人は、約280社ある日本の進出企業からも共に働きやすいとの評判を受けています。
筆者Yは、実際に現地の日本企業で働きヨーロッパと日本を行き来している非常に優秀なポーランド人にも何人も出会ってきました。

オリンパス以外にも日本の製造業界の新工場建設も相次いでおり、今後どのように発展していくのか注目です。






2018年6月29日金曜日

木米真理恵 ピアノ・リサイタルが開催されます!

<ポーランドとの貿易・輸出入、ポーランドへの投資、ポーランド進出を考える日本の企業様へ>

ワルシャワでの8年半の留学を終え、日本へ完全帰国された木米 真理恵さんの凱旋公演が開催されます!

今回ご紹介させていただく公演は、
2018年9月16日(日)@石川県立音楽堂コンサートホール
2018年10月2日(火)@東京文化会館
の2公演です。

留学中に学ばれた作曲家の曲を中心に、盛りだくさんなプログラムとなっています。



ポーランド出身の偉大な作曲家、ショパンの曲も多く組み込まれています。
各公演、終演後にはCDの発売会・サイン会も開催されます。
ショパン好きの皆さん是非足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

木米真理恵 【プロフィール】
:金沢市出身。2008年東京音楽大学付属高校ピアノ演奏家コースを優等賞を得て卒業。
 2008年秋よりワルシャワに留学、2013年ポーランド国立ショパン音楽大学大学院を首席卒業、同大学研究科
 修了。2016年イモラ国際ピアノアカデミー卒業。



2018年6月27日水曜日

ポーランドのスポーツウェアブランド「4F」日本上陸!

<ポーランドとの貿易・輸出入、ポーランドへの投資、ポーランド進出を考える日本の企業様へ>

ポーランド発のアパレルブランド「4F」が6月22日、日本上陸記念第1号店を表参道にオープンしました。

「4F」は、アクティブなライフスタイルを楽しむ人々に向けて2003年に生まれたポーランドを代表するスポーツブランドです。

世界のフィールドで活躍するアーティストたちをサポートする高い品質と、様々なシーンに映えるデザインで東ヨーロッパを中心にアクティブライフを楽しむ「4F」ファンを増やしています。*公式HPより

ポーランドを含めたヨーロッパの5ヶ国でオリンピックの公式ウェアブランドとしても採用されており、現在26ヶ国で販売されています。

実際にポーランド国内では、都市、郊外共に多くのショッピングモールに店舗が入っており、広く大衆ブランドとして親しまれています。


Photo by みんなの経済新聞


今回の日本進出で経営を請け負うのは、スポーツライフスタイルラボ。6月28日には横浜にはスポーツ体験スペースを併設した複合型店舗をオープンします。郊外を中心とした店舗展開を進める予定です。

日本上陸に際しても、幅広い層が利用できるよう、価格帯にもこだわっており、Tシャツは1900円~、バックパックは2,900円~など。

店舗情報:
公式HP- https://www.4f-japan.jp

4F 表参道店
〒107-0061 東京都港区北青山3-9-1
営業時間 11:00~20:00
定休日 火曜日

4F 横浜コレットマーレ店 (2018年6月28日オープン予定)
〒231-0062 神奈川県横浜市中区桜木町 1-1-7 コレットマーレ1階
営業時間 11:00~20:00
定休日 無休

2018年6月20日水曜日

EAT Poland -渋谷でポーランド料理を体験!-

<ポーランドとの貿易・輸出入、ポーランドへの投資、ポーランド進出を考える日本の企業様へ>


ポーランド料理と言われて、思い浮かぶものは何でしょう。
北部の一部以外、海に面している国土がないポーランドでは、魚よりも肉料理が日常的に
食べられています。

観光ガイドブックなどを開いてみても、中々魚料理を見つけることは難しいポーランドですが、中世から、一年の中に宗教的な理由で魚が多く食べられる時期がありました。

カトリック信者は金曜日は肉を食べません。現在でも国民の実に92%がカトリック信者とも言われているポーランドでは、宗教上肉を食べることができない時期には魚が多く食べられており、古くから様々なレシピも発達してきました。

前述したように、海に面した土地が少ないポーランドでは、鱒や鯉やナマズなどの淡水魚が主流です。また、国内を輸送するにあたって鮮度を保つことが難しかったため、燻製か干し魚が多く、海水魚や生魚を食べる機会はあまりありませんでした。
そのため、缶詰の魚が食卓に並ぶ文化も根付いています。
生魚を食べるようになったのは、1900年代に入ってからのこと。日本の寿司という食文化がポーランドに影響を与えています。生の魚を食べることはポーランド人には衝撃だったと言います。

しかし、今でもポーランドで生の魚を食べる機会は限られており、生・冷凍の状態で気軽にスーパーで魚を買えるのは週に2-3回のことも多く、特に牡蠣は生で食すため、争奪戦になるとのお話でした。
ここ数年でワルシャワを中心に魚食を提供するレストランも急増し、提供されるメニューに幅も広がっています。

さて、サッカーワールドカップの開催に伴い、ポーランド文化センターではメディア・キャンペーン「紅白で、一緒に」を行っています。その一環として、渋谷駅・新南口エリアにある施設「100BANCH1Fのレストラン「LAND Seafood(運営:カフェ・カンパニー株式会社)」にて、ポーランド料理にちなんだオリジナルメニューを618日〜629日(金)の期間中、ディナータイムで提供しています。

メニュー開発に携わっているのは、レストラン「Water & Wine」主宰の料理人マレク・フリシンスキ氏、スーシェフのカミル・ラチンスキ氏、そして食に関する出版社FullMeal (EAT Poland project)
ポーランドにあるWater&Wineでは、農産物、海産物、お酒、ベリーなどほぼすべての食材を自分たちで賄っており、シェフもトップレベルなことで有名なレストランです。

今回は魚をテーマに、ポーランド食と日本食のコラボレーションメニューを発案。
LAND Seafoodで提供するメニューは以下の3種類となっています。(材料の仕入れ状況により変化する可能性あり)

◇鯖のマリネ 西洋わさびを添えて














◇そばの実のリゾット たこのグリルときのこを添えて











◇りんごのケーキ(シャルロトカ) バイソングラスを添えて













メニューとしては提供されないが、試食会では以下のお料理も。


ジュレックを味噌仕立てで日本風にアレンジ。







帆立と大根をトマトとオリーブオイルと出汁で。









まぐろのたたき
ポン酢の代わりにシーバックソーンの果汁を使用。







シーバックソーンは日本では収穫できないため、このメニュー開発のためにポーランドから持参したとのこと。




















食後にははちみつ酒を。日本でも入手可。



















29日までなので、皆様ぜひ渋谷へ!


LAND Seafood
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3丁目27−1
営業時間:11:00-23:00
渋谷駅 新南口より徒歩2分







2018年6月14日木曜日

V4諸国の中でポーランドの占める位置

<ポーランドとの貿易・輸出入、ポーランドへの投資、ポーランド進出を考える日本の企業様へ>

V4という言葉はご存知だろうか。
ヴェイシェグラード・グループ(Visegrad Group)と呼ばる地域協力機構で、ポーランド、スロバキア、チェコ、ハンガリーの中央ヨーロッパ諸国4 か国から成っている。

各国の友好・協力関係を深めることを目的に1991年に設立された。
この近隣諸国の中でポーランドはどういった立ち位置を占めているのか、2018年3月に発表された日本貿易振興機構(JETRO)の"2017年度日本発 知的財産活用 ビジネス化支援事業エコシステム調査"を参考に見ていきたい。

まず先に挙げられるのは、他の3ヶ国と比較しての人口の多さだろう。

                    JETRO資料より作成

図から見てもわかるようにポーランドの人口規模は、約3800万人と他国と比べ、ずば抜けている。
この市場の大きさにより、ポーランドでは他国と比べて、B2Cのビジネスモデルの可能性も大きい。しかし、Startup Poland Foundationの報告書によると、76%がB2Bのビジネスモデルであるという。

V4諸国のうち、ポーランドでは最も安定したスタートアップ促進政策を取っている。
2016年2月に採択されたモラヴィエツキ計画ではイノベーション支出の拡大が盛り込まれ、同年にはスタートアップ支援のための「スタートアップ・イン・ポーランド」プログラムも開始した。


ポーランドの地理的特徴は、首都ワルシャワ以外にもスタートアップが点在していることである。
クラクフやブロツワフ、ポズナン、トルン、ウッチなど様々な都市にスタートアップハブが存在し、成長を遂げている。

先日のブログ記事でも触れたように、ポーランドのベンチャー企業と日本がコラボするなど、アジアに進出を遂げている企業もある。
元々ポーランドは世界の中でも優秀なソフトウェアエンジニア多くいると言われており、アジアに多く進出する企業はIT系企業であることが圧倒的に多い。

日本企業のパートナーとしてポーランド企業の名前が今まで以上に多く聞かれる日も近いのではないか。

2018年6月13日水曜日

日本たばこがポーランドに新工場

<ポーランドとの貿易・輸出入、ポーランドへの投資、ポーランド進出を考える日本の企業様へ>

日本たばこ(JT)がポーランド中部のウッジ(Lodz)に加熱式たばこの新工場を建設します。

新たな工場で生産されるのは、加熱式の「プルーム・テック」と呼ばれるもの。
日本たばこは、今後数年間で海外への投資を増やす戦略で、今回のポーランドへの工場新設はこの投資の一環。

今回の建設で新たに約80名の雇用が見込まれており、ポーランド国内で日本たばごの従業員として雇用される人数は1800名を越えると見られています。

JTはこれまで、プルーム・テックの本体部分を中国、カプセル部分を静岡県で作っていました。ポーランドにはカプセルの生産設備が新設され、プルーム・テックの製造が国外でされるのは、ポーランドが初ということです。

ポーランドは、もともと男性の喫煙率が32.4% (2015年世界銀行のデータ)と高いのですが、近年電子タバコの人気は非常に高まっており、ショッピングモール内などでも吸っている人をよく見かけます。

今回、生産されることになる加熱たばこはポーランド国内でも販売予定で、スイス、米国を含む他の国々にも販路を広げる計画です。

先ずは、ポーランド国内で今後どのように需要が伸びていくか、注目したいところです。

Ludz (ウッチorウッジ)
ポーランドの産業・工業都市。ワルシャワ、クラクフに次いで人口が多く、かつては織物の産地として繁栄しました。


Photo by Ploom Tech Official Site



2018年6月6日水曜日

ポーランドのベンチャー企業とハウステンボスがコラボ

<ポーランドとの貿易・輸出入、ポーランドへの投資、ポーランド進出を考える日本の企業様へ>

長崎に東京ドームが優に30個は入る広大な土地を持つハウステンボス*は、ポーランドのベンチャー企業「サウル・テクノロジーズ」に投資し、従来のものと比べて圧倒的にコストが低い太陽光発電の開発に取り組んでいます。
*長崎県にあるテーマパーク。単独のテーマパークとしては日本最大であり、2010年からは大手旅行会社HISの傘下に入っている。

現在の太陽光発電のコストは1ワットあたり約24円。新しく開発中の太陽光発電ではこの費用を6円にまで下げることができます。この数字は石油よりも安く、石炭並みか、それよりも低い価格だそうです。

また、太陽光発電では、夜には発電できないため、備蓄用の電池も同時に開発しています。従来のリチウム電池ではなく、植物系の原料を使うことで充電可能回数を増やしたり、原価を下げたりすることが可能だそうです。

テーマパークのハウステンボスが、太陽光発電の開発に乗り出すとは驚きですが、同園では今までにも、テーマパークの周辺で太陽光発電に関連するプロジェクトなどを行ってきていたようですね。

再生可能エネルギー100%で運営をするテーマパークになることができれば、注目を集めることは間違いないでしょう。

見た目もこれまでの太陽光電池とは違い、プラスティックのような素材で作られたぺらぺらの薄い板。完成すれば、安全性に疑問の残る原子力発電や、環境に影響のある火力発電所に変わる劇的なエネルギー供給源になるのではないでしょうか。


今後も注目していきたいプロジェクトです。

サウル・テクノロジー社(Saul Technologies)
本社:ワルシャワ、ポーランド
日本オフィス:東京都港区
公式HPhttp://sauletech.com
サウル・テクノロジー社は、薄く、軽量かつ低コストのソーラーパネルを開発している企業です。

          Photo by Saul Technologies website